今日のひとこと:Hours are subject to change due to coronavirus.「コロナウィルスにより時間が変更となる場合があります」

①今日のひとこと
Hours are subject to change due to coronavirus.「コロナウィルスにより時間が変更となる場合があります」
新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化してきており、地域によって再び時短営業の要請が出ている業種や施設もあります。
今後の感染状況によっては、時短要請の対象が拡大される可能性もあり、コロナ渦においては、店舗や会社の営業時間がいつ変更されてもおかしくありません。
そこで今回は「時間が変更になる可能性があります」という表現をご紹介します。
②文法解説
最初のHoursですが、「時間」というとTimeもありますね。日本語では両方とも同じ「時間」と訳しますが、英語では異なる概念なので、違いをおさえておきましょう。
Hourは、数字をつけずにhoursとすると「1日の中の始まり~終わりの時間」という一定期間を表し、例えば勤務時間や授業時間に用いられます。
一方timeは、時刻(What time?「何時?」)、回数(three times「3回」)、時(Time is money「時は金なり」)や、一定期間でない時間(for a long time「長時間」)などを表します。
今回のフレーズでは、営業時間を指すので、timeではなく、hoursとなりますね。
これは文末に注意書きとして使うことが多い表現なので、何の時間か明らかなことが多いためhoursでも通じますが、「営業時間」opening/business hoursでもOK。
opening hoursはお店の営業時間、business hoursは会社の営業時間を指すことが多いです。
次のbe subject to-「~の対象となる/(変化・災害などの)影響を受けやすい」が熟語ですが、日本語で考えると使い方がかなり難しいです(影響を受けやすい=影響を受けて変更となるかもしれない)。
なので、be subject to change「変更になる場合がある」のように、後ろに続く語(changeなど)とセットで覚える方が使いやすいでしょう。
due to-は「~のために(~が理由で)」で、後ろには名詞が来ます。
同様の意味でbecause of-もあり、どちらでもOKですが、because ofはどちらかというとカジュアルで口語でよく使われるのに対し、due to-はフォーマルで公式の文書などにも用いられます。
coronavirus「コロナウイルス」は、virusが「ヴァイラス」と発音します。ウイルスと言っても通じないので気を付けましょう。
諸外国ではCOVID 19(コゥヴィットナインティーン)と言うことも多いですが、これはCOronaVIrus Disease 2019の略語だそうです。
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③その他の表現
- be subject to changeを使った表現
・This schedule is subject to change.「このスケジュールは変更の可能性があります」
・Prices are subject to change without notice.「価格は予告なしに変更となる可能性があります」
- due to-を使った表現
・The train was delayed due to an accident.「事故のため電車が遅れた」
・We are closed today due to renovation.「改修工事のため本日は閉店となります」
- 「コロナウィルスのため」の他の表現
・-due to coronavirus concerns「コロナウィルスの懸念のため」
・– due to the spread of the coronavirus「コロナウィルス拡大のため」
・-due to coronavirus-related measures「コロナウィルス関連対策のため」