今日のひとこと:It’s been an honor to work with you, and we wish you happy holidays!「あなたと働くことを光栄に思っています、良い休暇をお過ごしください!」

①今日のひとこと
It’s been an honor to work with you, and we wish you happy holidays!「あなたと働くことを光栄に思っています、良い休暇をお過ごしください!」
早いもので、2020年も残りわずかとなりました。
もうすぐ仕事納めの方も多いと思いますが、滞りなく今年の業務を締めくくるためにも、年末の挨拶は大切ですね。
普段はちょっと言いにくい、感謝の気持ちを伝える良い機会でもあります。
そこで今回は、感謝の気持ちをひとこと添えた、時候の挨拶をご紹介します。
②文法解説
英語には、形式主語のitというものがあります。
例えば「先生になることが私の夢です」の場合、日本語→英語に直訳すると、’To be a teacher is(先生になることが) my dream(私の夢)’という順になりますね。
これは間違いではないのですが、英語では主語(To be a teacher)が長いとバランスが悪く感じられるため、Itを冒頭に置き、’It is ~to―‘「-することは~だ」(’It is my dream to be a teacher.’)という表現をすることが英語では多いです。
Itを主語に置くことによって次に動詞のisが来るので、主語が短いスッキリした文になりますね。
形式主語という名の通り、Itに意味はなく文法上の形式だけのもので、長くなりがちな不定詞(to+動詞原形)や動名詞(動詞+ing形)が主語になるときや、that節を使う時に使われます。
今回のフレーズは「あなたと一緒に働くことは光栄です」なので、’To work with you is an honor’でも文法的には合っていますが、主語(To work with you)が長くて不定詞なので、形式主語itを文頭に置くとスッキリします。
次に時制ですが、あなたと働き始めた過去の時点から今までずっと、と継続表現にしたいので、It has been と現在完了を使います。
honorは「光栄」で、スペルはh始まりですが、発音は「オーナ―」と母音(ア、イ、ウ、エ、オ)始まりなので、冠詞はaではなくan。
次のwe wish-は、今回は主語をweとしましたが、主語が自分だけならI wish-に。
wishには大きく分けて、①仮定法と用いて「(実際には~ではないけど)~ならばいいのに」、②<wish+人(目的格)+〇〇>で「人に〇〇を祈る」という用法があります。
このフレーズは②<wish+人(目的格)+〇〇>なのでwish+you(you主格-your所有格–you目的格)+happy holidays。
holidayは「休日、休暇」ですが、happy holidaysは主にクリスマス休暇に使われます。
欧米諸国では、会社によりますが、12/20頃~1/1までクリスマス休暇で、1/2から業務開始のところが多いようです。
おなじみのクリスマスソングのように、’We wish you a Merry Christmas and a happy New Year’というフレーズも定番ですが、宗教や思想によりクリスマスをお祝いしない方もいるので、happy holidaysはその点を気にせずに使うことができます。
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③その他の表現
- It’s been an honor to-は継続を表しますが、時制を変えればその時のことも表せます。
・It’s an honor to meet you.「あなたと(初めて)お会いできて光栄です」
- It’s been an honor to-以外に、感謝の気持ちを表す表現
・We appreciate working with you.「あなたと一緒に働けることを感謝しています」
- We wish you-を使った表現 *Wishing you-というフレーズもよく使われます。
・We wish you good luck(=Wishing you good luck).