おさらい英文法 vol.3 てきとうに言いたいあなたのためのSome

まず最初におさらいのおさらい。英語は数に厳しい言語です。
「コーヒー飲んだ」のなら、一杯か、それ以上か。「本を買った」ら一冊なのか、複数なのか。なんでそんなに細かく設定したがるの? とききたくなるほど、数によって言葉を変えなくてはなりません。
ええ? そんなの数まではっきり覚えてないよ。てきとうでいいじゃん?
本日のおさらい英文法は、そんなあなたにオススメの単語をご紹介します。その名もsome。 そう、「いくらかの」の意味でおなじみの、あの単語です。

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そもそも、日本語の日常会話で「いくらかの」と言うことはあまりないですし、それって一体どのくらいなの? と突っ込みたくなるほど曖昧。簡単だけど使いどころが分からない言葉として、脳の片隅に御蔵入りさせても、無理はありません。
けれど、数をはっきりさせるのがフツーの英語の世界では、活躍の幅はぐっと広がります。

●someは、a/anの代わり
例えば「本を1冊買った」は、’I bought a book.’と、aを入れますよね。
皆さんも自然に、単数の可算名詞(この場合はbook)には、a(母音始まりの名詞にはan)という定冠詞をつけていると思います。
では、「本を数冊(2冊以上)買った」場合は、どう言えばいいのでしょうか? 2冊と明言したい場合は’two books’。けれど、なんだかてきとうに言いたいとき、一冊ではないけど何冊かは忘れてしまったときは、someの登場です。’I bought some books.’。
someは、複数形の可算名詞と不可算名詞の冠詞とも言われています。
なので、a/anでないときは、とりあえずsomeという気軽な感覚でよく使われるのです。
不可算名詞も同様、例えば「水を買った」場合、日本語的に直訳すると‘I bought books/water’になりますが、実はsomeあった方が自然です。2本と特定するならば’two bottles of water’ですが、そうでなければ’I bought some water’。入れるといい感じに落ち着きます。

●someは、疑問文でも使える
someは通常、疑問・否定文ではanyになります(I have a pen. →Do you have a pen?/I don’t have a pen.)。
ですが例外として、相手のyesという答えを予想する場合、疑問文でsomeを使います。
・(本屋から出てきた友人に)’Did you buy some books?’「本を買ったのですか?」
また、someだと相手のyesを予想するニュアンスを出せるため、飲食物を勧めるときに丁寧に聞こえます。
例えば、外国人の方が会社訪問にいらして、
’Would you like any―?’
とすると、「いるかいらないか、どっちですか?」というような、聞き方によっては「いります」とはちょっと答えにくい雰囲気になってしまいます。
そこで、anyの代わりにsomeにすると、
・’Would you like some tea/cake?’「お茶/ケーキは、いかがですか?」
・Would you like some milk in your coffee?「コーヒーにミルクはいりますか」
となり、頼んでも大丈夫な感じを漂わせることができます。

***
数に厳しい英語の世界をふんわりと漂う便利なsome。ぜひ明日からの日常会話に取り入れてみて下さいね。

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スタッフ

投稿者: スタッフ

staff@新宿の英会話・英語塾アブソリューションです。 英語にまつわる時事ネタや蘊蓄の他、ちょっとしたレッスンなどを発信しています。

投稿日: カテゴリー おさらい英文法