おさらい英文法 vol.15 お相撲さんは太ってないぞ!?

文型を構成するパーツである「品詞とはなんぞや」シリーズ。主役級の名詞・代名詞動詞は紹介し終えたので、今回は名脇役の「形容詞」に入ります。形容詞といえば、人・物・場所などの性質や状態、を表す修飾パーツ。主役をキラキラさせる働きを持っています。
「誰が」「どうした」だけの文なんて簡単すぎてつまらない。骨格をしっかりさせたら、形容詞を華麗に配置してあなたの思いを表現してみましょう!
1502835813
●形容詞の性質
人・物・場所などの性質や状態、を表す修飾語。文型では、形容詞はC(補語)になれる語です。
同じ修飾系でも性質が違う副詞との見分け方ないといけませんが、
形容詞と副詞は、修飾している対象が違います。
 形容詞⇒名詞(&代名詞)、
 副詞⇒動詞・形容詞・その他の副詞

なので、この単語が名詞を修飾している、となると、もうそれは形容詞♪

●形容詞の位置
①形容詞+名詞
(例)This is a nice hat.「これは素敵な帽子だ」
②S+V+Cの文型 *C=形容詞(または名詞)
(例)I fell asleep during the meeting.「会議中に眠ってしまった」
*この用法では、いつも人を主語にする語(able, glad, sorryなど)と、人を主語にはできない語(convenient, impossible, possibleなど)があります。
(例)I’m glad you like it. (×It’s glad- )「気に入ってもらえて嬉しいです」
   10 o’clock will be convenient for me. (×I’m convenient-)「10時は都合が良いです」
③名詞+形容詞
・SVOCの文型 *O=名詞/代名詞、C=形容詞(または名詞)
(例)She keeps her room clean.「彼女は部屋をきれいに保っている」
・{some/any/every/no}-thing/-one/-body/-where+形容詞
(例)I want to try something new.「何か新しいことに挑戦したい」

●数の複合形容詞
2つ以上の語を、ハイフン(-)でつなぎ、形容詞の働きをする語を、複合形容詞と言います(例:part-time job)。
中でも、数-名詞の複合形容詞は、数が複数でも名詞が単数形になるので、気をつけましょう。

(例)I’m going on a five-day trip. (×a five-days trip)「5日間の旅行をします」

というところが形容詞で重要な要素です。
ところで例えば、’old’や‘fat’も形容詞ですが、人の性質を表す語は少し注意が必要。
私自身の経験ですが、「お年寄り」のつもりで’old people’と言うと、失礼だと指摘されました。少し婉曲的に’people in old age’や’elderly people’とすると良いのだそうです。
また、お相撲通の知人に、‘Sumo wrestlers are fat.’「お相撲さんは太っている」と何気なく言ったところ、「fatは直接的な表現で失礼だし、fat=脂肪という意味で、お相撲さんは筋肉質だからfatではない」と、ものすごい勢いで反論されてしまいました。
筋肉質は’muscular’ですが、それだとボディービルダーのような体格を思い浮かべるので、力士についてはbig(大きい)やheavy(重い)で良いそうです。

形容詞で簡単に形容できるので、ついつい直接的な単語を使いがちです。が、’You are old「あなたは古い」/fat.「ブヨってる」’と、誰かに言われたら!
形容詞をつかう時は、自分が言われたらどうかな? と一瞬立ち止まってみてください。少し婉曲的な言い方に変えるようにすると、失礼のタネを未然に回収できますよ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
アブソリューションで無料英語力測定してみませんか?
スタッフ

投稿者: スタッフ

staff@新宿の英会話・英語塾アブソリューションです。 英語にまつわる時事ネタや蘊蓄の他、ちょっとしたレッスンなどを発信しています。