おさらい英文法 vol. 12 英語世界のマップを手にいれる

「ネイティブに日本語で思っていることをズバリと相手に伝えたい!」そう思って英文を作ろうとして、とたんに頭がまっしろになったことはありませんか? 以前の私はそうでした。単語が浮んできても、どうやって組み合わせたらいいか迷ううちに、曖昧な表情を浮かべて話すのをやめてしまう….。
1500419283私たちが学校で習ってきたのは、文法理解と、すでにある例文の真似をして文を作る技術です。受験には良いのですが、コミュニケーションの要である文を自分の力で組み立てる力が育っていない。例文がない現実世界では、マップを持たない探検家のように迷ってしまうことになります。
そんな私たちに何をプラスしたら、話せるようになるのでしょうか。

「おさらい英文法」は今回から3回シリーズで、話したいことを話すための第一歩、文を組み立てる力について取り上げます。まずは、文法の基礎の基礎である文の構造と文型から。
いやー、なんか遠回りじゃない? と思われる方もいらっしゃるでしょう。けれど実はこれ、私がこれまでの英語学習の経験から辿り着いた、とっても効率的な道筋なのです。探検家にはやはりマップが必要です。ここを抑えて、文の組み立て力を手に入れましょう。

●文の種類

文は、4種類に分類されます。

①平叙文 *肯定文(普通の文)・否定文(no/not等がつく文)に分かれます。
(例)I like sushi./ I don’t like sushi.

②疑問文(例)Do you like sushi?

③命令文 (例)Come here.「こっちへ来て」

④感嘆文 (例)How nice (it is)!「わぁ素敵」(前記事を参照)

よく使うのは①②。
そして、否定文や疑問文を作るためには、まず肯定文の作り方を理解することが必要です。
そこで次に、肯定文の基本型を見てみましょう。

●基本5文型
苦手意識のある方もいるかもしれませんが、暗記する必要はありません。例外もありますが、基本的に英文はこの5つに分類できる、というイメージを持っておくと、文を読む&作るのがぐっとラクに。

①S(主語)+V(動詞)
(例)Mary came.「メアリーが来た」

②S+V+C(補語)*S=C
(例)She is beautiful「彼女は美しい」*she(S)=beautiful(C)

③S+V+O「を」(目的語)*S≠O
(例)I have a pen「私はペンを持っている」
*目的語は、ほぼ「を」と訳されますが、例外もあります。
(例外1)I need some money「お金が必要だ」/I want to go there.「そこへ行きたい」
いつも自然な訳を心掛けている方でも、ここは急に直訳して「お金を必要としている」/「そこへ行くことを望む」と考えると、文の構造を意識することができます。。
(例外2)She entered the room.「彼女は部屋へ入った」/I attened the meeting.「会議に出席した」
どう考えても「を」にできないので、例外と捉えましょう。ポイントは、主語とイコールでないことです。

④S+V+O「に」(間接目的語)+O「を」(直接目的語)*O≠O
(例)I gave him a chocolate.「私は彼にチョコレートをあげた」
*S+V+O「を」+to/for+O「に」、でもOK。
(例)I gave a chocolate to him.「私はチョコレートを彼にあげた」

⑤S+V+O(目的語)+C(補語)*O=C
(例)We call him ‘Bob’.「私たちは彼をボブと呼びます」*him(O)=Bob(C)

***
今まで何気なく使っていた肯定文のほぼすべてが、この5つの文型に当てはめることができます。
次回は、これらのS,V,O,Cにどんな単語をあてはめれば文章になるのか、具体的に見ていきます。

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スタッフ

投稿者: スタッフ

staff@新宿の英会話・英語塾アブソリューションです。 英語にまつわる時事ネタや蘊蓄の他、ちょっとしたレッスンなどを発信しています。