異文化コミュニケーションで必要な「配慮」とは

海外とのビジネスの交渉等がうまくいかない理由として、言葉の壁を理由とする方が多いようですが本当にそうでしょうか?もしかすると相手が日本語を話せたとしても商談はまとまらないかもしれません。。
他国の人や組織とコミュニケーションをとる時は様々な違いが絡んでくるので
スムーズなコミュニケーションを行うには少しのスキルが求められます。

20170321

①自分の考えを理解し分かりやすい言葉で伝える

日本語の話し言葉はいかに次の文章に繋げるかということが重視されていて一文が長くなってしまう傾向があります。そのような長い日本語をもとにした英語を話すとグローバルビジネスの場では相手に曖昧な印象を持たせてしまいうまくコミュニケーションがとれません。

そこでまず結論から話したり、「これから〜について話します」と述べ、その後に詳しい内容を説明することで、早い段階で話の概要について理解することができ、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
また、グローバルビジネスにおいて外国語を話す際は日本語を話し言葉のまま訳すのではなく、まず、文化の異なる相手にも伝わりやすい論理的な日本語に自分の中で整理した後に訳すことが大切です。

特に他国間では期限の決め方でも意見の違いが多いので、まずは日本人としてこちらの意見もしっかり話し、お互いのギャップをうめた上で、お互いに納得のいくようにはっきり決めることが大切です。

②相手を理解する

異文化理解の基本は、自分と相手(外国人)の「違い」を意識することが大切ですが、違いだけに目を向けていると、どうしてもネガティブな面ばかりに目が向いてしまったりします。相手を理解する心がないと小さなことからも誤解を招いてしまうことがあります。

以前、中国の企業が日本人を採用する面接の際に、中国側は19時を超えていたので食事しながらのほうがいいだろうと思いレストランを予約し、その場で面接しました。(人にもよりますが、中国では19時以降くらいの商談等は食事を交えてすることがマナーとされています)
面接の結果、その方は採用にはなりませんでした。
後日、採用にならなかった方から連絡があり「まだ合否も決まっていないうちから会食するなんて非常識だ、食事を一緒にする時点である程度合格が決まっているものだと思った。」とクレームがきたのです。
中国側はよかれと思ってした事もこの日本人の方には非常識だととらえられてしまったのです。

「アメリカン人は〜」「中国人は〜」と言ったような一般的に言われていたりする事柄がすべて当てはまるとは限りませんし、私たちは国籍は違えど同じ人間であること忘れてはいけません。先入観を捨て、違いだけでなく似ている面にも目を向けてみると、いままで認識できなかったポジティブな面も見えてくるはずです。

③ユーモアや笑い

異文化間のビジネスをスムーズにするのに、笑いやユーモアは大きな役割を果たします。言葉が100%通じなくても、笑いの中で敵対心や緊張感を緩和させたりして人間関係の距離を縮めコミュニケーションも円滑にする効果があります。
アメリカでは特にビジネスにおける場でユーモアのある人材はとても有益だと考えられています。
日本である企業の営業担当者を対象としたアンケート調査でもユーモア度の高い担当者ほど営業成績がよいことも分かっています。

ユーモアは能力ではなく技術と言われています。
ユーモアを日常的に取り入れ、ユーモア力を鍛えていきたいですね。

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