おさらい英文法 vol.16 あなたの英文にニュアンス追加 副詞を使いこなせ! 

文型を構成するパーツである「品詞とはなんぞや」シリーズ。名詞・代名詞動詞形容詞と続きましたが、今回は品詞の中の秘蔵っ子、使える隠し球の「副詞」をご紹介いたします。
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副詞は、S(主語=名詞)・V(動詞)・O(目的語=名詞)・C(補語=名詞または形容詞)の5文型には当てはまらないのですが、実は文章のイメージを膨らます大切な品詞。 実際に日常英会話では、この副詞が頻繁に使われています。
ここで独断ですが、使える副詞ベスト3をご紹介します♪

1位 Actually「実は、実際は」
・Actually, I’m a bit busy right now.「実は今ちょっと忙しいんです」
・Actually, it was quite fun.「(退屈そうだと思っていたけど)実際は、結構楽しかった」

2位 Exactly「ちょうど、正確に、おっしゃるとおり」
・Exactly!「その通り!」
・We arrived exactly on time.「私達は、ちょうど時間通りに到着した」

3位 Apparently「(見た・聞いたところによると)らしい」
・Apparently, he’s going to quit his job soon.「もうすぐ彼は仕事を辞めるらしい」
・Apparently, the company is going bankrupt.「その会社は倒産するらしい」

副詞は、時間・場所・頻度・見解・様態(どのように)などを表し、動詞・形容詞・その他の副詞を修飾します。

●副詞の形
①時間や場所の副詞は、そのままの形の語が多いですが(例:today/here)、程度や様態を表す語の多くは形容詞+lyの形になります。
(例)clear⇒clearly「明らかに」, natural⇒naturally「自然に」
*語尾が-lyの形容詞もあります。
一見副詞に見えますが、これらは形容詞なので、個別に覚えてしまいましょう。
(例)friendly「友好的な」, lively「活発な」, lovely「素敵な」, lonely「孤独な」

②形容詞good「良い」は、不規則変化で、副詞は’well’になります。
例えば’How are you doing?’に対して’I’m doing good.’と言うのは、くだけた口語で耳にすることもあるかもしれませんが、文法的には間違い。
‘I’m doing well.’や、’do’を使わずに’I’m (feeling) good.’等と返しましょう♪

③形容詞と副詞が同形のもの
(例)early, fast, hard, late
・She did all the hard work.「彼女はその大変な仕事を全部やった」*形容詞
・She works hard.「彼女は懸命に働きます」*副詞
*hardlyだと「ほとんど―ない」、latelyだと「最近」という、全く意味の異なる副詞になるので、注意しましょう。
(例)She hardly works overtime.「彼女はほとんど残業しない」

●副詞の位置
副詞の位置は、①文頭、②文中、③文末、に分かれます。
わりと自由なため、例外も多々ありますが、基本的なルールを覚えておきましょう。

①文頭
文全体にかかる副詞
(例)Personally, I like it.「個人的には好きです」
②文中
・頻度・様態を表す副詞は、be動詞・助動詞の直後または動詞の直前
(例)I am always busy.「いつも忙しい」
  I always get to the office at 8am.「いつも午前8時に会社に着きます」
She speaks English fluently.「彼女は流暢に英語を話します」
・形容詞・副詞にかかる副詞は、その直前 
(例)The meeting was very long.「とても長い会議だった」
③文末
場所・時を表す副詞は文の最後に
(例)I’m going to give a presentation today. /Today, I’m going to give a presentation.
「今日プレゼンテーションをします」
場所と時の両方を言う場合は、場所⇒時の順になります。
(例)I’ll visit there at 3.「3時にそこを訪れます」

***
確認クイズ♪正しい方を選びましょう。

①I haven’t seen him (late/lately)「最近彼に会っていない」

②’How’s your wife doing?’-‘She’s doing (good/well), thanks.’「奥様はお元気ですか?」-「おかげさまで、元気にしています」

③I’m going to (the head office tomorrow/tomorrow the head office).「明日本社へ行きます」

答え
①lately, ②well, ③the head office tomorrow

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投稿日: カテゴリー おさらい英文法, コラム

おさらい英文法 vol.15 お相撲さんは太ってないぞ!?

文型を構成するパーツである「品詞とはなんぞや」シリーズ。主役級の名詞・代名詞動詞は紹介し終えたので、今回は名脇役の「形容詞」に入ります。形容詞といえば、人・物・場所などの性質や状態、を表す修飾パーツ。主役をキラキラさせる働きを持っています。
「誰が」「どうした」だけの文なんて簡単すぎてつまらない。骨格をしっかりさせたら、形容詞を華麗に配置してあなたの思いを表現してみましょう!
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●形容詞の性質
人・物・場所などの性質や状態、を表す修飾語。文型では、形容詞はC(補語)になれる語です。
同じ修飾系でも性質が違う副詞との見分け方ないといけませんが、
形容詞と副詞は、修飾している対象が違います。
 形容詞⇒名詞(&代名詞)、
 副詞⇒動詞・形容詞・その他の副詞

なので、この単語が名詞を修飾している、となると、もうそれは形容詞♪

●形容詞の位置
①形容詞+名詞
(例)This is a nice hat.「これは素敵な帽子だ」
②S+V+Cの文型 *C=形容詞(または名詞)
(例)I fell asleep during the meeting.「会議中に眠ってしまった」
*この用法では、いつも人を主語にする語(able, glad, sorryなど)と、人を主語にはできない語(convenient, impossible, possibleなど)があります。
(例)I’m glad you like it. (×It’s glad- )「気に入ってもらえて嬉しいです」
   10 o’clock will be convenient for me. (×I’m convenient-)「10時は都合が良いです」
③名詞+形容詞
・SVOCの文型 *O=名詞/代名詞、C=形容詞(または名詞)
(例)She keeps her room clean.「彼女は部屋をきれいに保っている」
・{some/any/every/no}-thing/-one/-body/-where+形容詞
(例)I want to try something new.「何か新しいことに挑戦したい」

●数の複合形容詞
2つ以上の語を、ハイフン(-)でつなぎ、形容詞の働きをする語を、複合形容詞と言います(例:part-time job)。
中でも、数-名詞の複合形容詞は、数が複数でも名詞が単数形になるので、気をつけましょう。

(例)I’m going on a five-day trip. (×a five-days trip)「5日間の旅行をします」

というところが形容詞で重要な要素です。
ところで例えば、’old’や‘fat’も形容詞ですが、人の性質を表す語は少し注意が必要。
私自身の経験ですが、「お年寄り」のつもりで’old people’と言うと、失礼だと指摘されました。少し婉曲的に’people in old age’や’elderly people’とすると良いのだそうです。
また、お相撲通の知人に、‘Sumo wrestlers are fat.’「お相撲さんは太っている」と何気なく言ったところ、「fatは直接的な表現で失礼だし、fat=脂肪という意味で、お相撲さんは筋肉質だからfatではない」と、ものすごい勢いで反論されてしまいました。
筋肉質は’muscular’ですが、それだとボディービルダーのような体格を思い浮かべるので、力士についてはbig(大きい)やheavy(重い)で良いそうです。

形容詞で簡単に形容できるので、ついつい直接的な単語を使いがちです。が、’You are old「あなたは古い」/fat.「ブヨってる」’と、誰かに言われたら!
形容詞をつかう時は、自分が言われたらどうかな? と一瞬立ち止まってみてください。少し婉曲的な言い方に変えるようにすると、失礼のタネを未然に回収できますよ。

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おさらい英文法 vol.14 動詞を文型に当てはめる

私が英語の先生に、‘It suits you.’と言われたときのこと。
「スーツ? 着てないけど……?」とまったく噛みあわない会話になってしまったことがあります。
ここで問題です。先生は私に、なんといったのでしょうか?
1502234742’suit’の動詞は、「適する、合う」等の意味。
「(洋服などが)似合っているよ」という意味なのですが、’suits’=洋服のスーツだと思ってしまったんですね。
主語が’It’で現在形のため、動詞に’s’がついて(3人称単数形の(e)s)、’suits’になります。名詞の’suit’の複数形と発音が同じです(ちなみに、スーツ1着の場合は’a suit’と単数形をとります。ここにもミスが……。)。けれど、基本文型をおさらいするくせをつけていれば、Itの後ろに名詞がくるはずがないのはわかったはず。文型のチェックの重要さを、改めて意識した出来事でした。

さて、今回の「おさらい英文法」では品詞の中の大黒柱。主語の後ろにドカンと存在し、文の意味を決める動詞をご紹介します。
動詞は、主語(人や事物)の動作や状態を表す単語。
be動詞は「○○です」、一般動詞は「○○する」などの意味を持っていて、位置は主語の後ろ。
基本的な文型では、S+Vまでは同じで、その後がS+V+C、S+V+O、S+V+O+O、 S+V+O+Cと分かれますが、どの動詞をVに当てはめるかによって、ある程度文型が決まります。

それでは文型ごとに動詞を見てみましょう。例文に、よく使われる動詞を使いました。このまま覚えて、さらっと英語で言ってみてください。

●動詞と文型
S+V
O(目的語)を必要としない動詞=自動詞といいます。
arrive, come, go, happen, laugh, riseなど
(例)
・It happens.「そういう事もあるよ」
・We laughed.「私たちは笑った」

S+V+O
O(目的語)を必要とする動詞=他動詞といいます。
eat, enjoy, love, open, ride, want, writeなど
(例)
・I love you.「私はあなたを愛している」
・I’ll write an email.「Eメールを書きます」

’I love’や’I’ll write’のように、S+Vで止めると「・・何を!?」となるのが、他動詞です。
*多くの動詞は、自動詞と他動詞、両方の用法を持っています。

・S+V+C
be動詞、become, feel, look, smell, soundなど
(例)
・I am an engineer.「私はエンジニアです」
・His idea sounds interesting.「彼のアイディアは面白そうです」

・S+V+O+O
bring, buy, give, send, show, tellなど
(例)
・She told me everything.「彼女は私に全てを話した」
・He offered me a job.「彼は私に仕事のオファーをした」

・S+V+O+C
call, elect, keep, leave, like, thinkなど
(例)
・We call him Tom.「私たちは彼をTomと呼びます」
・I left the door open.「ドアを開けっ放しにした」

※主語との一致の例外
通常、動詞は主語に合わせた語形になりますが(例:主語がI⇒be動詞はam)、主語が複数形だけど1まとまりと捉える場合(特に、時・距離・お金などに関する数字)、主語が複数形でも、動詞は単数形となります。
(例)・Five years is (×are)a long time.「5年は長い時間です」

いかがでしたでしょうか。文型によって、動詞の意味が違ってくる感じが少しでもつかめたら、今日のおさらいはバッチリ! どんどん英文に取り入れていきましょう。
***
最後に確認クイズ♪
・空欄に動詞を入れて、文型を考えてみましょう。
①「電車が到着しました」’The train( ).’
②「彼は医者になりました」He ( ) a doctor.
③「あなたにポストカードを送ります」I’ll ( ) you a postcard.

・正しい方を選びましょう。
④A thousand dollars ($1000) (is/are) a lot of money.

答え
①arrived/S+V、②became/S+V+C、③send/S+V+O+O、④is

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おさらい英文法 vol.13 骨格にパーツを組み込む。英文はまるでプラモデル!?

前回の「おさらい英文法」は夏休み直前のビッグな振り返り、英文を作るのに重要な、文構造の基礎、5文型をみていきました。自分で文を作ったら、まず「あれ?これってなに文型?」と意識してチェックする。この習慣がついたら、しめたものです。
今週は引き続き、文の作り方の基礎を徹底解説。実際に文を作るときに使うパーツ、品詞をご紹介します。みなさんの英作文をぐっとレベルアップしちゃいますよ。
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基本的に文型には、決まった品詞しか、当てはめることができません。プラモデルを組み立てるときのように、型にあった品詞を並べていきましょう。

●品詞
品詞は大まかに、8つに分類されます。全部覚える必要はないので、「へーこういう種類があるんだ」と思って見て下さい。
①名詞、②代名詞(he/she/itなど)、③動詞、④形容詞、⑤副詞、⑥前置詞(in/on/atなど)、⑦接続詞(and/butなど)、⑧間投詞(Wow/Ohなど)

文型を作るのに活躍するのは、①〜④まで。これらを、文型に登場するS(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)にあてはめてみると……。

S=名詞/代名詞
V=動詞
O=名詞/代名詞
C=名詞/代名詞・形容詞
ほら。登場するのは、名詞/代名詞・動詞・形容詞です。

では先週やった五文型に品詞を当てはめてみましょう。
①S(主語)+V(動詞)
名詞/代名詞+動詞
②S+V+C(補語)*S=C
名詞/代名詞+動詞+名詞/代名詞/形容詞
③S+V+O「を」(目的語)*S≠O
名詞/代名詞+動詞+名詞/代名詞
④S+V+O「に」(間接目的語)+O「を」(直接目的語)*O≠O
名詞/代名詞+動詞+名詞/代名詞
⑤S+V+O(目的語)+C(補語)*O=C
名詞/代名詞+動詞+名詞/代名詞+名詞/代名詞/形容詞

形容詞が主語になることもないし、平叙文では主語の後ろは必ず動詞。このように、日本語とは違ったルールが存在するのです。まずはこれらを理解することで、グーンと文章を作りやすくなります。
大まかにいうと、文の骨格=名詞/代名詞&動詞、修飾語=形容詞&副詞(副詞は五文型に登場しませんがなかなか重要です。例えば’She is here.’「彼女はここにいる」の、hereが副詞。)文の骨格、そしてそれにあったパーツを入れているかを意識して、自分の作った英文を見返してみましょう。

さて、これらパーツの中でも、名詞は、S(主語)・O(目的語)・C(補語)になれるオールラウンドプレイヤーです。名詞が見分けられると、さらに文章を作りやすくなります。詳しくみていきましょう。

●名詞
名詞=ヒト・コト・モノの名前。
大きく分けると、数えられる名詞(可算名詞)と、数えられない名詞(不可算名詞)があります。
英語は数にうるさい言語です。日本語にはない習慣なのでわかりにくいと思いますが、名詞ときたらまず数を意識すれば、簡単に種別に振り分けられます。

数えられる名詞は2種類あります。a/an(冠詞)+単数形、または複数形(-s/es)になるもの。
①普通名詞
一番オーソドックスな、ふつうの名詞。
(例)a pen/pens, an apple/apples
*冠詞は、名詞の発音が母音(a,i,u,e,o) 始まりのものはan、その他はaがつきます。
②集合名詞
何人かのメンバーから成り立っているグループの名詞。
(例)family(家族), police(警察), government(政府), class(クラス)など
「1つにまとまったグループ」として捉える場合=普通名詞と同じ。
(例)・My family lives in Tochigi.「私の家族は栃木に住んでいます」(家族=1まとまり)
staff
一方、メンバー1人1人を考えていることを強調したい場合は、名詞は単数形のままですが、動詞が複数形になります。
(例)・My family are all well.「家族みんな元気です」(家族1人1人)

数えられない名詞は3種類あります。単数形にa/anがつかない、複数形にならないもの。
①物質名詞
water(水)、air(気体), gold(金属),rain(雨)など、一定の形をもたないもの。
②抽象名詞
love(愛), kindness(親切), freedom(自由), music(音楽)など、目には見えない概念です。これは数えられませんねえ。
③固有名詞 *最初が大文字になるもの
Japan(国名), Mt. Fuji(地名), Shakespeare(人名), January(月)など、1つしかないものの名前

***
いかがでしたか? 万能選手、名詞の性格が、なんとなく見えてきたでしょうか。
次回のおさらい英文法では、文の構造を押さえるためにさらに品詞を攻めていきます。お楽しみに♪

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投稿日: カテゴリー おさらい英文法

おさらい英文法 vol. 12 英語世界のマップを手にいれる

「ネイティブに日本語で思っていることをズバリと相手に伝えたい!」そう思って英文を作ろうとして、とたんに頭がまっしろになったことはありませんか? 以前の私はそうでした。単語が浮んできても、どうやって組み合わせたらいいか迷ううちに、曖昧な表情を浮かべて話すのをやめてしまう….。
1500419283私たちが学校で習ってきたのは、文法理解と、すでにある例文の真似をして文を作る技術です。受験には良いのですが、コミュニケーションの要である文を自分の力で組み立てる力が育っていない。例文がない現実世界では、マップを持たない探検家のように迷ってしまうことになります。
そんな私たちに何をプラスしたら、話せるようになるのでしょうか。

「おさらい英文法」は今回から3回シリーズで、話したいことを話すための第一歩、文を組み立てる力について取り上げます。まずは、文法の基礎の基礎である文の構造と文型から。
いやー、なんか遠回りじゃない? と思われる方もいらっしゃるでしょう。けれど実はこれ、私がこれまでの英語学習の経験から辿り着いた、とっても効率的な道筋なのです。探検家にはやはりマップが必要です。ここを抑えて、文の組み立て力を手に入れましょう。

●文の種類

文は、4種類に分類されます。

①平叙文 *肯定文(普通の文)・否定文(no/not等がつく文)に分かれます。
(例)I like sushi./ I don’t like sushi.

②疑問文(例)Do you like sushi?

③命令文 (例)Come here.「こっちへ来て」

④感嘆文 (例)How nice (it is)!「わぁ素敵」(前記事を参照)

よく使うのは①②。
そして、否定文や疑問文を作るためには、まず肯定文の作り方を理解することが必要です。
そこで次に、肯定文の基本型を見てみましょう。

●基本5文型
苦手意識のある方もいるかもしれませんが、暗記する必要はありません。例外もありますが、基本的に英文はこの5つに分類できる、というイメージを持っておくと、文を読む&作るのがぐっとラクに。

①S(主語)+V(動詞)
(例)Mary came.「メアリーが来た」

②S+V+C(補語)*S=C
(例)She is beautiful「彼女は美しい」*she(S)=beautiful(C)

③S+V+O「を」(目的語)*S≠O
(例)I have a pen「私はペンを持っている」
*目的語は、ほぼ「を」と訳されますが、例外もあります。
(例外1)I need some money「お金が必要だ」/I want to go there.「そこへ行きたい」
いつも自然な訳を心掛けている方でも、ここは急に直訳して「お金を必要としている」/「そこへ行くことを望む」と考えると、文の構造を意識することができます。。
(例外2)She entered the room.「彼女は部屋へ入った」/I attened the meeting.「会議に出席した」
どう考えても「を」にできないので、例外と捉えましょう。ポイントは、主語とイコールでないことです。

④S+V+O「に」(間接目的語)+O「を」(直接目的語)*O≠O
(例)I gave him a chocolate.「私は彼にチョコレートをあげた」
*S+V+O「を」+to/for+O「に」、でもOK。
(例)I gave a chocolate to him.「私はチョコレートを彼にあげた」

⑤S+V+O(目的語)+C(補語)*O=C
(例)We call him ‘Bob’.「私たちは彼をボブと呼びます」*him(O)=Bob(C)

***
今まで何気なく使っていた肯定文のほぼすべてが、この5つの文型に当てはめることができます。
次回は、これらのS,V,O,Cにどんな単語をあてはめれば文章になるのか、具体的に見ていきます。

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おさらい英文法 vol.10 「未来形」その違いに気をつけて part2

未来形といえば、willかbe going toが頭に浮かびます。先週の記事でもご紹介しましたし、学校でも、そう習いましたよね。ところが私が留学したイギリスでは、未来として、進行形(be –ing)や現在形が、すっごくよく使われているのです。受験英語に慣れていた私は大混乱。どうなってるの!? 未来形!? 
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進行形といえば「今○○している」、現在形は「今○○する」。どちらも現在真っ只中です。ところが、どちらにも未来表現も存在しているのです。そういわれれば「その他の用法」として、受験勉強でやったような…。
大したことないような感じで習ったけれど、それこそが、実際の英会話では使われている。これももよくある話です。

今回は、そんな進行形と現在形が、どのように未来表現として使われるのかをご紹介します(willとbe going toの違いについては前回記事をご参照下さい)。

●進行形(be-ing)
近い未来の話で、確定的な出来事。例えば「もう手配や約束を済ませていること」や、「相手と既に約束していること」については、進行形でさらりと言ってみましょう。
・I’m leaving tonight.「今夜出発します」(チケット等を手配済)
・I’m meeting her next week.「来週彼女と会います」(彼女と約束済)

未来を表現するのにイチオシは、この進行形です。口語的な表現で、本当に頻繁に使われます。‘be going to’よりも短くて言いやすいですし、何といっても自然な英語に聞こえます。「おさらい英文法」愛読者のあなたに、たくさん使って欲しいです。

*be going toとの違い
置き換え可能ですが、少しニュアンスの違いがあります。
例えば’I’m leaving tonight’「私は出発します」は単に事実を述べているのに対し、’I’m going to leave tonight’は出発する意思に焦点を当てています。「私は出発するつもりです」という感じです。

●現在形
時間割など、確定した計画に従った行動を表します。なので、主語が(人ではなく)物や事になる場合が多く、進行形よりも更に確定的な未来を表します。
この特徴からも分かるように、他の用法(will, be going to、進行形)に比べると、限定的な使われ方です。
・My plane leaves at 7 am.「私の飛行機は午前7時に出発します」
・The next meeting starts at 1pm.「会議は午後1時に始まります」

***
最後にクイズです。
(1) The exam (starts/is starting) at 9am.「試験は午前9時開始です」
(2) I (have/am having) lunch with her tomorrow.「明日彼女とランチします」

今日の「おさらい英文法」はいつも以上にお得でした! 未来形はwillとbe going toだけではない。進行形はよく口語で使われるし、現在形までも使われる事がある。これを使いこなすことによって、みなさんの英語は、ネイティブにまた一歩近づきます。今度の英会話で、ぜひ使ってみて!

—————————————–
クイズの正解は(1)starts、(2)am havingです。

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おさらい英文法 vol.8 直接的な表現を避けるための形式主語 It〜

前回に続き、形式主語の使い方についておさらいしていきましょう。

英作文の授業で、「主語が長い」と注意された私ですが、なぜ主語が長いとダメなのでしょうか?
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イギリス人の先生によると、「動詞を探しながら文を読むので、動詞が後ろの方にあると読みにくい」のだそう。
日本語では、動詞は文末に来る事が多いので、日本語を直訳していた私の英文は、確かに主語が長くて動詞が後ろの方に……。
そこで形式主語を使うと、英語の性質上、it の直後に必ず動詞(be動詞または一般動詞)を置くことになるので、読みやすくなるのだそうです。

また、直接的な言い方を回避する効果もあります。
「私がミスをしたのは、本当です」 こんな言いにくい話も、”That I made a mistake is true.”とミスが全面に出るより、”It is true that I made a mistake.” 「ほんとのことなんです。私がミスしたのは」的に和らげることができます。これは使える!?

それでは構文を見ていきましょう。

●It is 形容詞 that/wh節 (+主語+動詞)の構文
先週は、It is 形容詞 to 動詞-をご紹介しましたが、形容詞以下が文(主語+動詞)の場合も、形式主語のItを文頭に置くことができます。
「彼女が来るか来ないかは、明らかでない」Whether she comes or not is not clear.→It is not clear whether she comes or not.
★この用法は、that-以下が、主に客観的な事実を述べている場合に使われます(形容詞がtrue/clear/obviousなどの場合)。

●It seems/appears that -の構文
It seems/appears that-「-の様です(でない)」を、文の前に置くと、間接的な文になります。
「彼らはもはや相思相愛ではない」They are no longer in love.
→「彼らはもはや相思相愛ではない様だ」It seems that they are no longer in love.
「彼女はその知らせに驚いている」She is surprised at the news
→「彼女はその知らせに驚いている様だ」It appears that she is surprised at the news.
seemとappear、どちらも「-の様だ」と訳されますが、seemは自分の印象、appearは客観的な事実、を述べる場合に使われます。

●It is+過去分詞+that –の構文
主語が一般的な人々の場合、Itを主語にして、受動態の文にすることができます。
「彼は最も強いと思われている」Everyone believes that he is the strongest man.→It’s believed that he is the strongest man.
「ほとんどの人が旅行好きだと言われている」People say that most people enjoy travelling. →It is said that most people enjoy travelling.

「それ」以外にも使える便利なIt。皆さんも、英文を書いて見直す際に、長い主語や、強い言い方になってしまったかなと思ったら、形式主語が使えないかどうか、ぜひ意識してみて下さいね。

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投稿日: カテゴリー おさらい英文法

おさらい英文法 vol.7 ギクシャク英語を自然に変える仮主語 It

作文を添削してもらう授業で、私がよく先生に直されたのは、主語の書き方でした。
例えば「今日は暑いです」を’Today is hot’と書くと、「それは間違いではないけれど…」とおもむろにいわれます。他にどう書くの!? と驚く私に、先生は英語の秘密を教えてくれました。
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「今日は暑いです」の場合、日本語では主語は「今日は」です。その主語の部分をそのまま英語の単語に置き換えて使っていました。ところが先生は、「英語では、主語が短い方が、英語では好まれるのです。‘It’s hot today’の方が自然にひびきます」と言われたのです。
“It”! 確かに短い! でもTodayもそんなに長くないし、このままでもいいのでは?
ところが、ネイティブが使う自然な英語を聞けば聞くほど、このItが大活躍しているのです。今回はこの仮主語Itをご紹介していきます。

英語は、命令文以外、主語がないと成り立ちません。そこで、短い’it’をとりあえず主語に置いて文章を作る、という事も多いのです。この’it’は、何かを指しているのではなく、意味はないため、形式主語と呼ばれています。それでは使い方を見ていきましょう。

①日時・天候・距離の文
●日時

「今日は私の誕生日です」Today is my birthday.→It’s my birthday today.
「今は5時です」Now is 5 o’clock→It’s 5 o’clock now.

●天候
「今朝は雨でした」This morning was raining.→It was raining this morning.
「沖縄は今日30度です」Okinawa is 30 degrees today.→It’s 30 degrees in Okinawa today.

●距離
「ここから駅までは10分です」From here to the station is 10 minutes.→It’s 10 minutes from here to the station.
「近くの本屋までは約500mです」To the nearest bookshop is about 500m. → It’s about 500m to the nearest bookshop.
②「It is 形容詞/名詞 to 動詞-」の構文
To動詞-(不定詞)を文頭に置いても、文法的に合っていますが、最初に’it’を持ってくることで文全体がスッキリします。
「紅茶を飲むのは良いです」To have a cup of tea is nice.→It is nice to have a cup of tea.
「英語を習得するのは簡単ではない」To learn English is not easy.→It’s not easy to learn English.
・「誰が」を明らかにしたい場合は、「for+(代)名詞」。
「彼にとっては、その会議に出席することが重要だ」It’s important for him to attend the meeting.
・形容詞=(代)名詞の場合は、「of +(代)名詞」。
「書類を送ってくれて、(本当に)ご親切に」It’s (so/very) kind of you to send me the documents.
’kind=you’で、あなたは親切です、というニュアンスを出せるので、お礼を伝えるときにとても便利な表現です。

この法則が分かると、日本語の直訳っぽさが減り、文章がとても作りやすくなります。
皆さんもぜひ、活用してみて下さいね。

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おさらい英文法 vol.6 話をぐっと盛り上げる感嘆文

感嘆文というと、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?

学生時代に習った時は 「なんて○○なのだろう!」という仰々しい訳が付いていて、「そんなことフツーに言うの? お芝居の台詞とかで使うのかな」と思っていました。確かにそのままの形で口語で使うという事はあまりないようですが、略式の感嘆文は、実は日常会話でもよく使われているのです。
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例えば、サプライズで贈り物をもらって「驚いた!」と言いたい場合。’I’m surprised! ’よりも’What a surprise! ’の方が、驚きの感情が伝わってきます。
感嘆文は、感動したり驚いたりした感情をストレートに表現するための便利な文法です。身近な表現として、普段の会話でも気軽に使ってみましょう。

●感嘆文の作り方
What-(名詞)とHow-(形容詞)の2種類あります。

主語+動詞がつく場合と、省略される場合があるのですが、つける場合はHow fast he swims!のように、主語+動詞の順番になります。
ただし、‘What a beautiful day it is’等、主語+動詞を特に明らかにしなくても良い場合(’it is’等)、つけると大げさに聞こえるので、口語では省略される事が多いです。

文法の参考書などでは「なんて○○!」と紹介されている事が多いですが、日本語でそんな言い方した事ないよ!という私のような方も多いのでは。
そんな方は、「わぁ」や「あぁ」等、他の感嘆詞に置き換えてみると、イメージが近くなると思います。

・What (a/an)(形容詞)+名詞(+主語+動詞)
‘What a coincidence!’「わぁ、偶然ですね!」(偶然、知り合いと街中で会った時、等)
‘What a mess!’「うわっ、散らかってる!」(書類で埋まっているデスクを見た時など。でも気をつけて。うっかり人の机で言わないように)
‘What a relief!’「あぁ、ほっとした」(インフルエンザかと思ったら風邪だった時、等)
‘What a shame!’「えーっ、本当に残念です」(同僚が飲み会を欠席するのを聞いた時、等)
ちなみにこの’shame’は、「恥」という意味もあります(’Shame on you’「恥を知れ」等)。私も’what a shame’と言われて「恥だ!」という意味かと思い、ビックリ仰天した事があるのですが、「残念」という時にも使われるのですね(はぁー良かった! ’What a relief!’)。

・How +形容詞(+主語+動詞)
・’How beautiful!’「わぁ、きれい」
・‘How interesting it was!’「とっても面白かったですね」(映画を観終わった時など)
・’How lucky you are!’「すごい、ラッキーですね!」(友人がくじに当たった時など)
・’How nice/wonderful to see you!’「あなたにお会いできるなんて、何て嬉しいんでしょう」
*toの前に、it isが省略されています。
また、お礼を伝えたい時に、’How grateful/thankful I am for your advice’「あなたのご助言に、どれだけ感謝している事でしょう」の様に言う事ができます。
’advice’は、’help’や’support’等、別の名詞に置き換え可能です。
メールや手紙等に書くメッセージとして、そっと付け加えて見ましょう。

あなたの英語を感情豊かに彩る感嘆文。さりげなくあいづちに使って、話を盛り上げていきましょう。

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おさらい英文法 vol.5 意外に迷う「時」の話し方

ビジネスでは欠かせない、時間の確認。数字さえ言えれば簡単そうですが、そこには意外な落とし穴があります。
例えば、10:10のことは、英語でなんていうでしょうか。13時のことは、どういいますか?1496152502

私がイギリス行った時、最初に困ったのが、時間の表現です。書いてあるとわりと楽なのですが、口頭でのやりとりは結構難しい。’at noon’と聞いて「’afternoon’は知ってるけど、’noon’って何だっけ?」と思ったり、自分が時間を伝えたい時にも「13時って’thirteen o’clock’だっけ?」や、「10:10って’ten ten’でいいの?」など、簡単だと思っていたけど、いざとなると迷ってしまう事が多かったのです。
今回のおさらい英文法は、意外に注意ポイントが多い、時間の読み方、話し方を解説します。

●時計の読み方
<時間を表現する>
英語は基本的には12時間読みです。「13時~24時」は、時刻表等の表記や、特殊な職種内(軍隊等)で使われます。また、国際的な企業では、24時間制を使用している国も多いため、特に表記でなどで増えてきているようです。
日常会話で午前か午後の区別をする場合は、1-12a.m./1-12p.m.。または時間+in the morning/in the afternoon/in the eveningで表します。
例えば、「朝の7時」は、’at 7 in the morning’。「12時ちょうど」は、’at noon’(’afternoon’「午後」は、その読み通り、after noon「正午の後」なんですね)。「真夜中の12時」は、’at midnight’。この言い方も、よく出てくるので覚えておきましょう。
<分を表現する>
アメリカでは、「10:15」は’ten fifteen’、「10:30」は’ten thirty’と言う事が多い様です。
一方イギリスでは、「15分&45分」を’quarter’(1/4)、「30分」を’half’(半分)として、30分よりは’past’(米語ではafter)、後は’to’(米語ではbefore)を使って時間を表します。
10:15は’quarter past/after 10’、10:30は’half past/after 10’、10:45は’quarter to/before 11’と、なります。また、01分~09分の時は、ゼロを’oh’と読む事も多いです。
最初に質問した「10:05」は ’ten five’でも良いのですが、’ten (oh) five’、または、’five past/after five’というとより自然に聞こえます。

●時と一緒に用いる表現
時間を言う時に使う表現も、軽くおさらいしておきましょう。「ちょうどこの時間」と言いたい時には’at’を使いますが、そのほかにはどのような言い方があるのでしょうか。
・about/around「〜時頃
Please visit us about/around 3 p.m.「午後3時頃、来て下さい」
・before/after「〜時前・後」
I’ll be available anytime before/after 12.「12時前/後なら、いつでも都合がつきます」
・from A to B「A時からB時まで」
Our next meeting will be tomorrow from 9 a.m. to 11 a.m.「次回の会議は、明日午前9時から11時までです」
・by「〜時までに」
I have to hand in my report by 5.「報告書を5時までに、提出しなければならない」
・until「〜時まで」
I worked overtime until 10 last night.「昨夜10時まで、残業をした」

仕事でも、アポイントや締切の確認など、時間のやりとりはとても大切です。時間の読み方と伝え方を、きっちりおさえておきましょう。

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投稿日: カテゴリー おさらい英文法