クイーンズイングリッシュが話せるのはイギリス人の約3%!フランスとイギリスのお国言葉事情


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英語初学者だった私がフランスに移住し、フランス人と一緒に英語を学ぶ中で最も苦労したのが発音です。同じ質問をしても、様々な英語を聞き慣れたイギリス人の先生には通じるのに、フランス人のクラスメイトには全然通じない。発音に苦労して悶々としている私に、イギリス先生はお国言葉に関する興味深い話と素敵なアドバイスをくれたのでした。

と言うことで今回は、フランスとイギリスのお国言葉事情をお伝えします。

どこの国でもあるお国言葉

どこの国でも存在するお国言葉や方言。マスメディアの普及や教育の標準化により世界中から急速に姿を消しつつあるお国言葉ですが、フランスでは2018年10月、方言差別を違法とする法案が国民議会に提出されるなど、国を挙げて文化としてお国言葉の保護に取り組む動きがあります。

余談ですがパリの方言は少し強めだそうで、「フランスのセクシーな地域アクセント」ランキングでは4位と、フランス国内ではそこまで人気がないようです。

一方、イギリスは国土面積の割にはアメリカよりもお国言葉のバラツキが強いそうで、イギリス人の先生も「違うエリアのおじさんやおばさんは本当に何を言っているかわからないわ(笑)今は先生だからきちんと話しているけど、私も地元に帰ったらお国言葉を話すわよ」と言っていました。

例えばロンドンで使われるコックニーというお国言葉は、フランス語と同様に語頭のHを発音しないので、「He has had the handbook.」は「イー アズ アド ザ アンドブック」に近い発音をするそうです。

クイーンズイングリッシュを話せる人は3%

そんなイギリスでは、教科書用の標準英語を自然に話す人はたったの12~15%、更にアナウンサーが使うような容認発音やBBC英語を話す人は約3%と言われています。容認発音とクイーンズイングリッシュは必ずしも同意ではありませんが、ニュースで見るような標準的な英語を話すのはほんの一部で、それ以外のイギリス人は皆、自分のお国言葉を大切にしながら他の地域の人や外国人とコミュニケーションをとっているという事です。

つまり、イギリス人の話す英語は一括りではなく、様々な発音やアクセントの違いが存在するということです。先生はイギリスのお国言葉について教えてくれた後、「発音は個性、言いたいことが伝われば良いのよ!」と素敵なアドバイスをくれました。

お国言葉やアクセントは個性!

私は英語学習も兼ねて、YouTubeで「France24 in English」というニュース番組を見ています。フランスの放送局が英語のみで放送している、日本の「NHK world」のようなニュース番組ですが、フランスは英語が母国語ではないため、アナウンサーやキャスターは様々な国の人が登場します。当然どの人も、母国語のアクセントが混ざった英語でインタビューし答えているわけですが、番組がつつがなく進行しているのを見て、改めてお国言葉やアクセントは「個性」だと実感しました。

日本人だから、英語の発音が上手くできずに質問が伝わらないと考えてしまっていた私ですが、そのせいで自信を無くし、相手に伝わりやすい質問ができていなかったと気付かされました。そして、発音を気にせずに、相手に伝わるように、会話が続くように質問することを優先しようと、前向きになれたのでした。


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