伝わるかどうかが肝心!フランス人流英語プレゼンテーション


英語初学者だった私がフランスに移住し、フランス人と一緒に英語を学ぶ中での一コマ。一週間の集中授業の最終日に、チームに分かれて新しいビジネスプランを考え、プレゼンテーションをする事になりました。

クラスメイトの英語レベルは同程度なので、皆そこまで英語を流暢に話せるわけではありません。ところが、プレゼンテーションをすると聴いた瞬間からクラスメイトはノリノリ。先生の声が聞こえない程、白熱した議論を各チームが展開していました。

という事で今回は、英語が流暢でなくても伝わるかどうかが肝心!フランス人流英語プレゼンテーションについてお伝えします。

絵で伝える

2番目のチームは女性中心のチームで、おもむろにホワイトボードいっぱいに絵を描き始めました。彼らの新しいビジネスプランは、植物の温室の中にエコなカフェを作るというもので、そのイメージを伝えるためにまずは絵を描き、その詳細を英語でプレゼンテーションし始めました。

言葉ではなかなか伝わりにくい部分も、絵を見ながら聞くと頭でイメージできて良く理解することができました。

クラスメイトに質問しまくる

4組目のチームは50代と20代の男性チームで、おもむろに発表の最初から50代の男性が、聴講者である他のチームのクラスメイトに質問を投げかけてきます。「私たちは全く新しいシェアリングできる乗り物を考えています。どんな形だと思いますか?」突然ふられたクラスメイトはびっくりしながらも「無人バスのようなものですか?」と返します。するとまた発表チームの男性が「なるほど、しかし我々の考えているものは全く新しいのです!それは・・・」といったように、発表チームと聴講者の会話を繰り返す事でプレゼンが進行していきます。

日本のプレゼンに慣れている私は、会話形式で進んで行くプレゼンに驚きましたが、いつ質問されるかわからない分聴講者は集中して彼らの発表を聞いていて、注目を集めるには良い手段だと感心しました。

寸劇で伝える

寸劇で伝える、実はこれは私とアレクサンドル(20代・男性)のチーム。日本で流行しているリムジンパーティーをパリで運営するというビジネスプランを発表しました。リムジンパーティーの様なサービスはフランスでは聞いた事がなく、とても面白いとアレクサンドルは言ってくれたものの、今フランスに同様のサービスが無い分、イメージを伝えるのが難しい・・・そこでアレクサンドルが提案してくれたのが寸劇。アレクサンドルが運転手兼コンシェルジュを、私が利用客の役を演じてイメージを伝えました。

淡々と言葉で発表するよりも、クラスメイトの反応も良く、このクラスの中では1番の評価を先生からもらう事が出来ました。

フランス人のクラスメイトは、淡々と机で勉強するよりも、自分の考えを述べたり、ディベートしたり、発表したり、とにかく話したり動いたりするのが好きで、とにかく楽しんで発表していました。もちろん英語レベルはそこそこですが、そんな事はきにせずに楽しむ彼らの姿を見て、言葉ではなく「伝えたいという想い」が大切なんだと改めて実感しました。