日本人とはちょっと違う、フランス人の英語ここが苦手!(単語編)


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英語初学者だった私がフランスに移住し、フランス人と一緒に英語を学ぶ中で気づいた「フランス人の英語苦手ポイント」、前回の発音編に続き、今回は単語編です。

少し専門的ですが、フランス語はイタリック語派、英語はゲルマン語派で言葉の成り立ちが異なるので、単語はもちろん時制や文法も異なります。しかし、イギリスとフランスはドーバー海峡を挟んで向かい合い、長年文化や言語を交換してきた中で、「似ているけど違う単語」や「同じなのに意味が違う単語」がたくさん生み出されてきました。

そこで今回は、フランス人が混乱しがちな英単語について、日本のカタカナ英語を例にお伝えします。

ややこしい!似てるけどちょっと違う単語

英語とフランス語には、「似ているけどちょっと違う単語」が沢山あります。例を挙げると以下のとおり。

【日本語】  【英語】   【フランス語】
確認する   confirm    confirme
具体的な   specific    specifique
機会     opportunity  oportunité

この「ちょっとだけ違う」というのが厄介で、英語を流暢に話すフランス人でも単語だけはフランス語が混ざる事が良くあります。解りやすいように極端な例を挙げると、

I should confirm the specific opportunity to meet him.
(私は彼に会う具体的な機会を確認する必要があります。)

と言いたい時にフランス語の単語が混ざってしまい、
I should confirme the specifique oportunité to meet him.

となってしまうのです。耳で聞くと、どことなくフランス語っぽい英語になります。

日本では、カタカナ英語のために同じような事態が発生しますね。例えば、電子メールを送る際に「メールするね」と言いますが、英語でmailは「(手紙を)郵送する」なのでemailと言わないと不自然になります。また、道案内をする際に「そこのパーキングの角を曲がって…」と言ったりしますが、英語で駐車場は「parking lot」なので、上手く通じなかったりします。

ややこしい!同じなのに意味の違う単語

更にややこしいのが、フランス語と英語でつづりは同じなのに意味の違う単語です。

【単語】  【英語の意味】  【フランス語の意味(相当する英単語)】
reunion   同窓会      会議(meeting)
agenda   協議事項、予定表 日記(diary)
service   奉仕、サービス  部署(department)
responsible 責任ある     上司・監督者(superviser)

一度、フランスのオフィスに掲載されている英語の案内で
The conference will be held in the reunion room.
(会議は同窓会部屋で開催されます)
と書いてあるのを見かけました。初めは意味が解りませんでしたが、良く考えると「meeting room」をフランス語風に「reunion room」と誤記載しているのでした。

日本でも、同じなのに意味の違うカタカナ英語がありますね。例えば会議で頻出の「コストダウン」は和製英語なので、「cut cost」や「reduce cost」と言わないと通じませんし、「取引先からクレームが…」という時のクレームも和製英語なので「a complaint」と言わないと通じません。

それでも自信を持って話すフランス人

これらのややこしい単語は、流暢に英語を話すフランス人でも良く混ざり込んでいたりするのですが、それでも気にせず自信を持って話すのがフランス人の素敵なところ。英語を勉強し始めた頃の私は、日本にはカタカナ英語があるせいで逆に英語が分かりにくく、その分不利だと思っていました。

しかし、フランスだけでなく他の言語を母国語にする国でも、それぞれの言語ならではの苦手な英単語があるのだということに気づき、明らかにフランス語風の単語を交えながらも自信を持って話すフランス人を見て勇気をもらいました。