フランス人も「キャリア×英語」で悩んでる!フランス人のリアル「キャリア×英語」事情


英語は初学者だった私がフランスに移住し、フランス人と一緒に英語を学ぶ中で気付いた事、それはグローバル化によってフランス人でも仕事やキャリアで英語が必要になり、大人になってから英語を学ぶ人が沢山いるという事実です。
フランスの英語学校で出会ったクラスメイトは国籍や人種は多様で、皆フランスで生活し母国語に加えフランス語は堪能ですが、仕事やキャリアの中で必要になり英語を学びに来ていました。今回は、そんなクラスメイト3人から聞いたフランス人のリアル「キャリア×英語」事情についてお伝えします。

会社が外国企業に買収され、「英語が話せないなら要らない」と言われた!(30代女性)

クラスメイトのルイーズ(仮名・30代女性)はフランスの機械メーカーの総務部門に勤め、共働きで2人の子供を育てながら、仕事も充実していたそうです。
ところが昨年、突如グローバル展開する外国企業にルイーズの会社は買収される事になりました。従業員ほぼ全員がフランス人である会社は大混乱に陥ったそうです。その後ルイーズは、新経営陣と面談に臨みましたが、「英語が話せないなら今後この会社で働く事は難しい」と言われ、新しい企業風土にも馴染めず、結局彼女は退職を選んだそうです。
そこで休職期間中に英語学校に通い、転職に向けて英語を学んでいると明るく語ってくれたルイーズは、もう以前の会社に未練は無いようでした。そんな彼女が最後に一言、「買収を仕掛けてきたのは、実は日本の会社なんだよね(笑)」と…私はどんな顔をして良いか分からずあたふたしてしまいました。

職探し中…良い条件の仕事を探すには英語が必須!(40代男性)

思慮深く落ち着いた雰囲気のエンゾ(仮名・40代男性)とは、何度もクラスが一緒になったので仕事について聞いてみたところ、彼は職探し中で、時間が自由になるので集中して英語学校に通っているとの事でした。
20年勤めた企業を退社して転職活動をするも、なかなか好条件の仕事を見つける事が難しく、英語力を向上させる事で好条件の仕事に就く事が目標だそうです。「年齢的にも転職は条件が厳しいけど、英語がもっと上手く話せるようになれば良い仕事も見つかるはず」と控えめに微笑みながら話してくれました。

昇進試験には英語が必須、早くマネージャーになりたい!(20代女性)

明るく笑顔が絶えないエマ(仮名・20代女性)は、企業負担で英語学校に来ていました。エマはある教育機関の事務員として勤めていますが、昇進試験を受けるためには一定の英語レベルが必要なため、機関内の補助制度を利用して英語を学ぶ事に決めたそうです。
本来おしゃべりなエマは、頭に浮かんだ事の半分も英語で話せずにモヤモヤしていましたが、「仕事は頑張っているし、早くマネージャーになりたいの!」と明るく話してくれました。彼女もまた、英語がキャリアを広げていく事を信じて英語を学んでいるようでした。

3人のフランス人のリアル「キャリア×英語」事情、いかがでしたでしょうか。私は彼らの悩みや英語を学ぶ動機は日本人と全く一緒だなと実感しました。世界中のどこでも、同じように仕事やキャリアで英語が必要になり、大人になってから英語を学び、試行錯誤している人が沢山いると考えると、とても勇気がもらえる気がします。