インタビュー ラウンジアブソ 12月は冠詞攻略


ビジネス専門英語塾が主催する、英語体験イベント「ラウンジアブソ」。
11月は冠詞攻略の鍵は“think”ではなく“feel” ?! ネイティブと体感する「a」と「the」の違いをお送りします。
冠詞って何? 「a」と「the」どっちを選んだらいいの?? そんなあなたに、ネイティブが英語の奥に潜む“feel”をお話します。
今回はゲストに、日本の大学で長く英語を教えているジョン・デービット・オーエン氏をお招きしています。日本人がよく間違える「a」「the」の使い分けについて体感できるお得なセミナー。
本日はオーエン先生に、アブソスタッフがインタビューを行いました。

「しっかり文法」で英語のコミュニケーション力をアップ!

【スタッフ】(以下ス)ラウンジアブソにネイティブスピーカーが登場するのははじめてです。ドキドキします。それでは最初の質問。よく「文法なんてなくても英語は話せる」的な本がたくさん販売されていますが、文法はやはり大切なものなのでしょうか。

【オーエン】(以下オ)私たちネイティブの講師が、第2外国語としての英語を学習者に指導する際には、言語の4スキル(Reading, Writing, Listening,Speaking)をバランスよく学習者に教えていくことが常に重要だと考えています。しかし、文法はこの4スキルには入っていない5番目のスキルで、これらのスキルの中でも最も重要なものです。

【ス】やっぱりそうなんですね。文法は難しいというイメージがついていて……。できれば避けて通りたいのですが(笑)

 

【オ】実際に、日本での英語学習は文法を中心として進んでいますね。例えば、学生で英語の授業を受けている生徒にとっては、学校のテストはほとんどが、文法に関する問題です。これでは、英語を難しく考えざるを得ない環境ではあると思います。
しかし、学習者の皆さん、社会人の方も含めてほとんど意識をしていないと思うのですが、英語で円滑にコミュニケーションを進めることができる英語力をマスターするためには、全てではないにせよ、いくつかの分野の文法をしっかりと習得していることが必須になります。

 

ちょっとしたことで内容がズレちゃってる!?

【ス】わかりました! アブソのレッスンでしっかり学んでいきたいと思います(笑)。
さて、今回のテーマは「冠詞」です。私もしょっちゅう間違えてしまうのですが、そんなのたいしたことないじゃん!とも思ったりするのです(笑)。冠詞を正しく使ってないととネイティブの方々には変に聞こえるのでしょうか。

【オ】そうですね。この質問にYesと私がお答えすると、おそらくほとんどの英語学習者の方はちょっと気を落とされてしまうとは思うのですが…。すみません、でも答えはYesです(笑)。

 
【ス】…ちょっとショックです(笑)。どんなふうな感じですか? 日本語で言えば、「て・に・を・は」がズレてる感じ?

 

【オ】考え方としては似ていると思います。ただ英語の冠詞は、日本語の「て・に・を・は」とはだいぶ働きが違うということをお伝えしなければなりません。
例えば、英語でコミュニケーションを取ろうとしている時に、あなたが冠詞を正しく使っていない場合があるとします。すると聞き手はあなたが言っていることをほとんど問題なく理解できるのですが、正しい冠詞を使っていないと、会話の内容にズレが出てきてしまう。
最終的に相手は、あなたの英語が少し不自然だと感じるようになるのです。

 

難しい知識一切なしで、冠詞を使いこなす

【ス】冠詞にそんな重要な役割があったとは…。詳しく伺いたいです。ところで、アブソリューションは英語初心者のための塾です。参加の方もビギナーが多いのですが、当日オーエン先生のお話を楽しめますか?

【オ】もちろん大丈夫です!
冠詞は確かに文法です。が、コミュニケーションで使うための「正しい冠詞の知識」を身につけるということは、学校で学習する文法の枠から離れているのです。
今回の講座で私がお話するのは、文法に対する「think」ではなく、コミュニケーションツールとしての「feel」です。

冠詞を学ぶということは、理論や理屈を学ぶ退屈な文法の学習ではありません。あなたの英語力をよりアップさせるのに必要だというモーチベーションの上に成り立っていなければならないものだからです。そこでは難しい文法の知識はまったく必要ありません簡単なことばを使って、説明が可能なのです。
ネイティブが会話や文章の中で使う本来の冠詞の用法は、日本語の文法書で説明されているような型にはまったものではありません。

冠詞自体が意味を持ちながら、聞き手にその会話の内容、イメージをより詳しく伝える働きを持っているのです。使いこなせると、面白くなってきますよ。

【ス】こ、これは俄然楽しみになってきました。最後に参加される方に一言メッセージをお願いいたします。

 

【オ】アブソに通われている初心者の方、またはこれから英語を学習しようとしている方。
英語の冠詞をマスターするのはハードルが高いと感じられているでしょう。でも、それは冠詞が文法として難しいのではなく、日本語にない働きをしているので、英語の冠詞の概念を理解するのに少し時間がかかる、というだけのことです。
今回の講座は、冠詞の型にはまった文法的な用法や正しい冠詞の使い方を全てマスターしようとするものではありません。
冠詞がコミュニケーションをする時に大切なのはなぜなのか、本来のコミュニケーションツールとしての役割を体感していただきたいです。
ネイティブと同じ感じ方を体得することで、better English speakerになっていただけると思います。

 

【ス】ありがとうございました。ラウンジアブソ でお会いできるのを楽しみにしています!

 

John D. Owen  (ジョン・デービッド・オーエン)
文化学園大学 准教授
コロンビア大学大学院Teacher’s CollegeにてTESOL (Teaching English to Speakers of Other Languages)修士号を取得。専攻はApplied Linguistics(応用言語学)。現在は文化学園大学で准教授として教鞭をとっており、長年のESL (English as Second Language)指導の経験を活かし、第二外国語としての英語学習における様々な研究発表、ワークショップを行っている。

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