インタビュー「新しいことを小さくはじめる力」を手に入れる


ビジネス専門英語塾が主催する、英語体験イベント「ラウンジアブソ」。
11月は「新しいことを小さくはじめる力 ふりかえり×英語」をお送りします。
今回のワークショップは、GoogleYahooなどで導入されている組織開発メソッド、LEGO®SERIOUS PLAY®を使います。どんなことをするの? 英語との関わりは?
ゲストスピーカーは、ワークショップデザイナーとして活躍されている元木一喜さん。いろいろ聞いてみました。

ワクワクしながら自分のレゴをつくろう!

【スタッフ】(以下ス)早速ですが、11月のラウンジアブソ 「新しいことを小さくはじめる力 ふりかえり×英語」についてお伺いします! どんなことをやるのですか?

 

【元木】(以下元)言葉で語る前に、レゴ®ブロックを使って作品をつくり、その作品を通じて対話していきます。
今年のことであったり、これからのことであったり。作品をつくりながらみなさんと「対話する場」をつくっていこうと思っています。


【ス】レゴってやったことないし、実は全然センスがなくて。フリーで自分のレゴをうまく作れるかなあ……。というキモチがあります。

 

【元】参加してくださってる方へ聞いてみると、ここではじめてブロックに触る人も結構いらっしゃいます。ご安心ください。
でも改めて考えてみると、小さい子どもたちは、「ブロックって難しいかも?センスないかも?」って感じてないと思うんです。まずは触ってみたり、これって何だろう?っていう好奇心のが上回っていると思うんです。
参加されるみなさんも、カラフルなブロックで何をするんだろうとワクワクして参加して欲しいです、子どもの心をもって(笑)。

【ス】そう言われればそうですね! 子どものココロでレゴを作り、今年の自分をふりかえる……。なんだかできる感じがしてきました。

 

答えは一つじゃない。それは英語も同じ

【ス】元木さんはワークショップデザイナーとしてご活躍されていらっしゃいますが、「ワークショップをやってみたい」と思ったきっかけはなんですか?

 

【元】私は小中学生ぐらいから学校の先生になりたいと思っていたんですね、
ただ学校の勉強のイメージが……。机が同じ方向を向いていて、先生がひとつ高いところから板書をして、生徒がそれをノートにとるというのを思い浮かべませんか?
私がやりたいのはそれじゃないなと思っていて、そんなときに出逢ったのが、Scratch(スクラッチ)というプログラミングツールだったんです。
Scratchを使った実践を学ぶ中で、先生が教え込むのではなく、そのツールを通じて学生同士が学び合っている姿があったんですね。授業がおわった後も、学生が後輩や外の学校の子どもたちにプログラミングを教えていくんですよ。
ひとりで学ぶのではなく仲間と共に進めていく。知識を習得することがメインの目的じゃない。自分たちで課題を決め、自分たちで納得した解に向かっていくその姿が、素敵だなと感じたんです。
こういった学びのことを「ワークショップ」ということを知って、のめりこんでいましたね。

この「答えは一つじゃない」ことを、他者と一緒に対話や身体を使いながら、気づいたり学んだりするプロセスがワークショップでは多いんです。これは英語の学びでも共通するなと話していて気づきました。

【ス】ワークショップってなんだか楽しい学びの場みたいな感じですね。英語もそんなふうに学べたら、もっとワクワクできるかもしれません。

 

英語で何かを語りたいからこそ、話せない瞬間がある

【元】直接目と目を見て話したり、質問したりすると、どうしても人は周りの顔をうかがってしまうんですよ。相手が頷いてくれていないなとか、これ言って相手に笑われないかなとか。
ところが作品に対して説明したり、質問したりすると、一人ひとりの心理的安全が高くなるんです。周りの目があまり気にならなくなる。
もちろん目と目を逢わせて話すことも大切ですが、しっかり思いを伝えたり、質問するときは、「ものを通して説明する」というのは有効な手法なんです。

 

【ス】作品に対しての説明なら、自分の想いを説明するより確かに少し気が楽かもしれません。

 

【元】もう一つポイントがあります。言いたいことや伝えたいことが自分でも分からない時、作品をに対して質問受けることで、本人自身が自分の想いに気づくことも多いんですよ。
私ってこんなことを考えていたんだなという発見の場にもなります。

【ス】なるほど! 知らなかった自分に会えるかもしれないですね。あと英語初心者向けのワークショップということだったのですが、気軽に参加しても大丈夫でしょうか。

 

【元】今回のイベントで、英語だけで自分の気持ちを伝えられない場面ももちろんあると思うんです。
そのために周りに英語の補助員の方がいらっしゃいます。安心して英語を学んでみたいと思える場を設計しているので気軽に参加して欲しいですね。

英語で何かを語りたいからこそ、話せなくなる瞬間があります。そこでまずレゴ®ブロックの作品で、自分の想いを「周りの人に伝えたい」という気持ちを芽生えさせる。それを説明することで、自分なりの小さな一歩を踏み出す時間にしていただきたいと思います。是非たくさんの方のご参加をお待ちしております。

【ス】ありがとうございました! レゴでどんな作品ができるか、今から楽しみになってきました。今年をふりかえっておきたいみなさま、会場でお目にかかりましょう!

 

元木一喜/ワークショップデザイナー
エデュケーションユニット「unworkshop」共同代表
ビジョン:一人ひとりがDesign Mindsetを持って、ちがいを楽しめる社会をつくる。
高校と情報分野の専門学校で6年間教壇にたった後、ITxものづくり教室「LITALICOワンダー」の教室運営や、総務省主催の「若年層に対するプログラミング教育の普及推進」事業のプロジェクトに関わる。 LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター(2018取得) ワークショップデザイナー(青山学院大学学校教育法履修証明プログラム修了認定) 教員免許(高校一種・情報)所有。

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