報告書に大活躍! 受動態をマスターしよう


1 わかった! 受動態がツカエるわけは…… 

受動態は、動作主(誰が―)を省略できるため、論文や報告書によく使われます。
例えば’Japanese people have a lot of stress.’「日本人は多くのストレスを抱えている」と書きたい時、このように断言してしまうと、中にはストレスフリーな人もいますし、強すぎてしまいますよね。
そこで私は’Some people say that (Japanese people have-)’「―と言う人もいる」と書いていたのですが、イギリスの英語学校の先生には’It is said that (Japanese people have-)’「―と言われている」という表現を教わりました。
このように受動態にすると、動作主を明記する必要がなく、一気に論文らしい表現になりますね。
正直それまでは、受動態(-される)って能動態(-する)に置き換えられるのだから、わざわざあまり使わないのでは。。?と思っていたのですが、これを教わって以降、受動態なしには論文を書けなくなりました。

2 受動態の基礎を整理しよう

さて、受動態の基礎&<It is+過去分詞+that->を、確認していきます♪

●時制
受動態の時制を変える時は、単純にbe動詞を過去や未来にすればOK。
ただし、進行形には’being’が入るので(be動詞+being+過去分詞)、注意しましょう。

過去形:was/were+過去分詞
The proposal was discussed at the meeting.「その提案は会議で話し合われた」

未来形:will be(またはbe going to be)+過去分詞
The proposal will (is going to) be discussed at the meeting.
「その提案は会議で話し合われるだろう(予定だ)」

進行形:be動詞+being+過去分詞
The proposal is being discussed at the meeting right now.
「その提案は、ちょうど今、会議で話し合われているところだ」

●助動詞+受動態(be+過去分詞)
助動詞は<助動詞+動詞の原形>の形が基本なので、受動態では動詞の原形beをそのまま使います(助動詞+be+過去分詞)。

The contract can be cancelled within three business days.
「その契約は、3営業日以内にキャンセルできる」

The written contract must be signed by tomorrow.
「その契約書は、明日までに署名されなければならない」

●It is+過去分詞+that-(that後は、主語+動詞-)
冒頭でご紹介したように、論文や報告書に使える構文。
このパターンになる過去分詞は限られているので、そのまま覚えておくと便利です。

・It is assumed that -「-だと推定されている」
・It is believed that-「-だと信じられている」
・It is considered that- 「-だと考えられている」
・It is expected that -「-が期待されている」
・It is known that-「-だと知られている」
・It is reported that-「-だと報じられている」、など。

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受動態の時制を変えたり、助動詞と共に用いることで、より幅広い表現ができるようになりますね。
レポート等の文章には、(It is+過去分詞+that-)構文もおすすめなので、ぜひ使ってみて下さいね。