最上級使いこなしポイントは、2つ!


「最も〇〇なひとつ」として最上級を使う

前回ご紹介した比較級。実際の会話で比較などしないと思い込み、勉強しないで留学したら、イギリス人はむちゃくちゃ使ってた……。という痛い目にあった私ですが、打ち明けると最上級のことは、比較級よりもさらに使わないと放置していました。
考えてもみてください。’He is the most popular singer in Japan.’「彼が日本で最も人気のある歌手です」の場合、その彼が「最も人気」と言い切ってしまうことって、あるでしょうか。スマップ?(古い) 菅田将暉? いえいえ、私そこまで自信ないです。
しかし実際は、こちらもこんな使い方が…..。
なるほど便利だなぁと思ったのが【one of the+最上級+複数形の名詞】「最も○○なひとつ」というフレーズ。
これだと最初にでた文章も、’one of the most popular singers’「最も人気のある歌手の1人」という言い方ができるので、グッと使いやすくなるんですね。
最高な何人かのうちの一人。これなら自分の思っている「最高!」感を損なわずに、言い切ってしまうことを避けることができます。

最上級使いこなしポイント1 theの使い方

最上級でおさえておきたいポイントは、2つあります。
1つ目は、theの使い方。
「the+最上級」。この2つは必ずセットだと思っていたのですが、theが使われていないこともありました。
最初は聞き取れないだけかと思っていたのですが、口の動きをよく見ても、どうも言っていない様子。調べてみると、theがつく場合とつかない場合がありました。

それではTheの付け方について、詳しくみてみましょう。
●theのつけ方
基本的に、名詞を修飾する場合には、theがつきます。

①形容詞の比較級+名詞⇒必ずtheがつく
That was the worst interview I’ve ever done.「今までやった中で最も悪い面接だった」

②形容詞の叙述用法(形容詞だけが補語になる用法)⇒カジュアルな会話ではtheが省略されることもある。
The interview was (the) most boring.「その面接は最も退屈だった」

③副詞⇒theをつけなくてもよい
She works (the) hardest in the office.「彼女はオフィス内で最もよく働く」

*以下の場合は、theをつけることはできません。

・比較対象が、他の人や物ではなく、その人や物自身の場合。
I feel happiest on Fridays.「金曜日が最も幸せだ」

・もともとtheと一緒に使えない語(my, this, someなど)と使う場合
This is one of my biggest mistakes.「これは私の最大のミスの1つだ」

最上級使いこなしポイント2 最上級を強める語句

例えば、よくCDアルバムのベスト盤などに、’the very best of 歌手名’と書かれていると思いますが、’the best’でもう最上級なのに、なぜveryをつけるのか、不思議でした。
その秘密はこちら。
●最上級を強める語句
・(by) far, much+the 最上級
This is by far the most important information.「これが飛びぬけて最も重要な情報だ」

・the+very+最上級 *mostに使うのは不可(×the very most -)
This is the very best idea I can think of.
「私が考え得る中で、これがまさに最も良い案です」

冒頭でご紹介したthe very best of 歌手名は、「まさに最も優れた」という表現だったんですね。

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比較級と最上級、いかがでしたか?
もしかしたら私と同じように、あまり使えないのでは。。と思っていた方もいらっしゃるかもしれません。が、実際には意外と幅広く使えるんですね。私のように実践の場で焦ってしまわないよう、しっかりと確認しておきましょう♪


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