初対面の挨拶をスマートに交わすには?イギリス式挨拶に必要な3つのマナー

初対面の印象は、とても大切ですよね。特にビジネス場面では、スマートに挨拶を交わしたいものです。しかし、英語で感じの良い挨拶をしたいけれど、いざその場になると少しぎこちなくなってしまう、という方もいるのではないでしょうか。
そこで、イギリス式、初対面の挨拶の基本をご紹介いたします。これさえ押さえておけば、多少挨拶の英語表現につまったとしても、印象の良い挨拶ができるでしょう。

20170410

①アイコンタクト・笑顔
イギリスでは、初対面の挨拶で、お辞儀はしません。というのも、お辞儀は「首を下げる=忠誠を誓う行為」であり、王室の方へご挨拶する時にするものと考えられているためです。

イギリス式の挨拶で大切なのは、アイコンタクトと笑顔。

我々日本人にとって、挨拶の時に目線を合わせるのは、意外と難しいかもしれません。というのも、お辞儀の習慣から、礼儀正しくしようとするあまり、無意識に軽く下を向いてしまう事があるからです。しかし、イギリス式挨拶では、目線を合わせないことが失礼になってしまうので、必ず相手の目を見ましょう(じーっと見つめても怖がられてしまうので、ほどほどに)。
また、笑顔もとても大切。英語圏には様々な国の人がいるため、「自分は怪しくない者です」というアピールをするために、笑顔で挨拶する習慣があります。

日本では、ビジネス場面で初対面の挨拶を交わす際、真面目な顔ですることが多いと思いますが、外国人と挨拶を交わす場合は「あなたにお会いできて嬉しいです」という気持ちを込めて、とびっきりの笑顔で挨拶をしましょう。

②握手のマナー
他の欧米諸国に比べると、イギリスではハグやキスの習慣は少なく、一旦親しくなった相手とならば気軽に行いますが、初対面の相手にはまずしません。特にビジネスでの初対面の場合、握手をしながらの挨拶が基本です。普段何気なく握手しているという方も多いかもしれませんが、握手の作法を知らないと失礼になる事もあるので、握手の基本マナーを押さえておきましょう。

握手は、右手(片手のみ)で行い、左手は自然な状態で降ろしておきます。

両手で包み込むような握手は、親しい方とならば親密さの表れとして良いのですが、初対面の方とは片手で行うのが基本です。握手の際に、手を差し伸べるのは、基本的に目上の方(立ち場・年齢)から、あるいは異性同士の場合は女性から、とされています。これは、手を差し出す側に選択肢があるためで(手を差し出された場合、握手しないという選択肢はありませんよね)、目上の方または女性を優位に考えられた紳士的なマナーです。

もし男性の方が、目上の方または女性に、自ら手を差し出した場合は、握手をせずに手を引っ込めてしまう方が失礼なので、そのまま笑顔で握手を交わしましょう。いざ握手をする際には、相手の手をしっかりとしたタッチで握り、2,3回握手をして、手を自然に離します。

しっかりとした握手は自信や誠実さを表すと考えられているため、特にビジネス場面では重要です(女性や子供相手には、相手を気遣い、軽い握手でも大丈夫です)。ちなみにですが、手汗をかいている場合は、洋服の裾で構いませんので手を拭きましょう。

洋服で拭くのも汚く見えるのでは?と思われるかもしれませんが、相手に手汗をつけてしまうのは、イギリスでも非常に嫌がられます。相手の服で拭いたらギョッとされると思いますが、自分の洋服ならば大丈夫。

ただし、「あなたに手汗をつけないように今拭いています!」アピールで、あからさまにゴシゴシ拭いてしまうのはエチケット違反。相手からあまり見えないように、サッと手を後部に回して行いましょう。

③反面教師?の握手作法
The Guardianというイギリスの新聞(2017年2月13日付電子版)で、’Why can’t’ (he) ‘just shake hands like a regular person?’「なぜ(彼は)普通の人のように握手できないのか」と報じられた人物がいます。さて、それは誰のことでしょう?

正解はDonald Trump。トランプ大統領は、相手をグイッと自分の方へ引き寄せ、「骨が砕けるような握手」で(’bone crasher handshake’)、時には相手の手の甲を左手で軽く叩く(‘pat’)、というやり方をよくしている様です。

今年2月に行われた日米首脳会談での、安倍総理とトランプ大統領の約19秒間にも及ぶ長い握手も記憶に新しいところですが、その後行われたカナダのトルドー首相との首脳会談での握手も、非常に独特なものでした。

トランプ大統領がトルドー首相の右手を掴み、いつも通りにグイッと自分の方へ引き寄せそうになった時の事。トルドー首相はなんと、自分の左手でトランプ大統領の右腕をグッと抑え、引き寄せられずに握手をすることに見事成功(?)したのです。この握手は今後各国のリーダーのお手本になる、とSNS上で賞賛の声があがりました。

国のトップ同士ですから、パワーバランスの駆け引きが握手から始まっているのかもしれませんが、実際に握手をする際のお手本にはしないで下さいね。
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イギリス式の挨拶は、相手と目線を合わせ、笑顔で、握手。この3つで完璧!と言いたいところですが、特に握手は、マナーを欠くと、悪印象を与えてしまうことにもなりかねません。そうならないためにも、自信がなければ少し練習して、素敵な初対面となるように備えましょう。

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投稿日: カテゴリー 異文化情報