帰ってきたおさらい英文法 動名詞の謎


みなさんに、質問です。動名詞って、動詞ですか? それとも名詞ですか?

どっちなの!そう思っていた私ですが、良く見ると名詞として使っています。動詞の原形にingをつけて、動詞を名詞として使う形だから動名詞、なんですね。
■動名詞=動詞の原形+-ing
覚えやすい形です! 華麗に使いこなしていきましょう。

1 動名詞の形を確認

それではここで、動詞を名詞として使うパターンをみていきます。大きく分けて、2つあります。

①基本形は、主語+動詞(+補語または目的語)

名詞はほぼオールマイティで、主語・補語・目的語になれます(→おさらい英文法の文型を参照)。
S+V+C/O(主語・補語・目的語)の形に、動詞を当てはめてたい場合、動名詞に形を変えてみましょう。名詞とみなされるので、文章に組み込むことができます。この考え方は“to不定詞”の名詞的用法も同じです。

②前置詞(in, on, atなど)の後におく

前置詞の後には普通名詞が来ます。ところがそこに、名詞の代わりに動詞を持ってきたい場合に、動詞+ingの形にして、動名詞とします。この場合、“to不定詞”は、同じ「使い方はできません。ここは注意として覚えておいてください。
話は少しそれますが、動名詞と同じような動きをする“to不定詞”は、このパターンの使い方はできません。
「東京で働くことに興味があります」=I’m interested in working in Tokyo.
という英文にすることはできますが、I’m interested in to work to work. は間違いになります。

2 動名詞の形を、例文でおさらい

例文と一緒にサクッと見ていきますよ〜♪

①文の主語・補語・動詞の目的語になる

<主語>「―することは」
Looking for a new job is not easy.「新しい仕事を探すことは、簡単ではない」
<補語>「-することだ」*主語=補語(One of our duties=paying taxes)
One of our duties is paying taxes.「我々の義務の一つは、税金を支払うことだ」
<動詞の目的語>「―することを」
I finished writing this letter.「この手紙を書き終えました」

②前置詞の目的語になる

Thank you for coming here.「ここに来てくれてありがとう」
この用法には、to+動名詞を含むフレーズもあります。
・I look forward to meeting you.「お会いできることを楽しみにしています」
・I am used to working overtime.「残業することに慣れている」
・I object to hiding the mistake. 「そのミスを隠すことには反対だ」
↑これらは一見、「to不定詞なのに、to+動詞の原形じゃなくてing形?」という感じがしますが、このtoは前置詞なので後ろに動名詞が来ています。

③ 否定形=not/never+動名詞

My father enjoys not working.「私の父は、働かないことを楽しんでいます」
ちなみにこの否定形、注意が必要です。
My father doesn’t enjoy workingだと、「私の父は、働くことを楽しんでいない」、つまり否定がenjoyにかかるので、意味が変わってしまいます。

3 最後に確認クイズ♪

{ }内の語の形を変えましょう。
1. We should consider {revise} the Instruction Manual.
「取説を改訂することを検討すべきだ」

2. I look forward to {visit} your office.
「貴社への訪問を楽しみにしています」

3. It’s hard not {think} about the presentation tomorrow.
「明日のプレゼンテーションについて、考えないことは難しい」

答え1.revising、2.visiting、3.thinking

いかがでしたか? シンプルな形だけに、使い勝手がよい動名詞。いろんな場面に対応する名脇役です。みなさんも、ぜひ活用してみてくださいね。


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